成人式の振袖の色選びをしているとカラフルな色ばかりでピンとこないということはありませんか。そんな人におすすめなのが白と黒の振袖です。白はまっさらでフレッシュなイメージがあり、黒はクールでキリッとしたイメージがあります。正反対な印象のある二色ですが、どちらも神聖な意味があり、お祝いの場に向いている色です。この記事では白と黒の振袖について解説します。
成人式の白い振袖はフレッシュさを表現
白には純粋でまっさらという意味があります。成人に向けて歩みだすフレッシュな状態を表現できるのが白い振袖です。
白い振袖のイメージ
白い振袖にはまっさらなイメージがあります。白はまだ何色にも染まっていないので、成人の門出にぴったりな色です。
また、白には清楚な印象をもつ人も多くいます。成人式に白い振袖を選ぶと初々しくフレッシュな印象をもたれるでしょう。
白い振袖の意味
白には純白や純粋という意味があります。何色にも染まっていない、始まりを象徴する白い振袖は、これから始まる新生活への節目にふさわしい色といえるでしょう。
白は冠婚葬祭などのフォーマルな場に用いる色でもあります。フォーマルな色であり、縁起のいい色ともされているので成人式にぴったりです。
白い振袖のおすすめポイント
成人式に白い振袖を選ぶおすすめのポイントは、清楚でフレッシュな印象を与えるところです。本人だけでなく、親せきや年配の方にも受けがいいお祝いの色はハレの日を彩るでしょう。
一方で、白い着物は柄や帯の色でイメージがガラリと変わります。かわいらしくもクールにも変化できるので幅広い人に似合うのが魅力です。
白い振袖が似合う人
白い振袖は初々しい雰囲気になるので、新成人の皆さんに似合うでしょう。色選びに迷ったら白を試してみるといいかもしれません。
ただし、白といても純白、生成色、オフホワイトと種類があります。それぞれの色味に合う肌や髪の色があるので、自分に合った白を見つけましょう。
成人式だからこそ黒い振袖でお祝いする
黒い振袖は意外と着る機会が多くありません。結婚式に参列するのには控えた方がいいので、お祝いの場で黒い着物を着たい人は成人式がおすすめです。
黒い振袖のイメージ
黒い振袖はクールで華やかなイメージがあります。黒い着物はシックで落ち着いた印象がありますが、振袖は別です。黒は柄や帯の色を引き立てる色なので振袖の場合は存在感のある華やかさを印象づけます。
成人式でカラフルな振袖と並んでもひときわ目立つ存在になるでしょう。黒はシャープな色なのでかわいらしくなりすぎないのも特徴です。
黒い振袖の意味
黒にはネガティブな意味もありますが、神秘的な意味も多くあります。神の使いとされているヤタガラスの色なので神聖な色ともされてきました。
何色にも染まらない黒を強さの象徴と考えることもあります。高級感や格式の高さをあらわす気高い色ともいえるでしょう。成人を迎え、強さを兼ね備えた女性になるという気持ちを重ねて黒い振袖を選ぶのも一つの方法です。
黒い振袖のおすすめポイント
成人式に黒い振袖を選ぶおすすめのポイントは、お祝いの場で黒い振袖を着る機会が少ないということです。結婚式などの慶事の場において親族は黒い留袖を着ます。そのため、黒い振袖は控えた方がいいとされています。
成人式の振袖に黒を選ぶことは問題ありません。むしろ、帯や柄によっては豪華で華やかな印象になるのでお祝いの場にふさわしい装いになるでしょう。
黒い振袖が似合う人
黒い振袖はクールでキリッとした雰囲気にしあがります。クールビューティーな雰囲気のある人に似合うでしょう。
黒は引き締め効果のある色なので、小柄で華奢な人は帯や柄の色を工夫するのがおすすめです。かわいらしいイメージが強い人にはあまり向かない色かもしれません。
まとめ
白と黒の振袖について解説しました。正反対な印象のある二色ですが、どちらも慶事に向く縁起のいい色です。成人の記念としてフレッシュな姿を残すか、シャープな姿を残すかで色選びが変わるかもしれません。成人式の会場ではどちらも華やかで存在感のある振袖になるでしょう。ハレの日の記念に、残したい自分をイメージして振袖選びをしてみるのはいかがでしょうか。
