成人式の振袖選びにお悩みの人は安心してください。着物の選び方に不安がある方に、身長や体型に合わせた選び方や、印象に合わせたデザインの選び方を紹介します。この記事を読めば、あなたにぴったりの振袖を選ぶポイントがわかります。
成人式の振袖を選ぶ3つのポイント
振袖のデザインは豊富にあります。そのため、どのように選んだらいいのか迷ってしまいますね。そこで、たくさんの振袖から自分に似合う振袖を選ぶポイントを3つ紹介します。
1.身長や体型に合う振袖を選ぶ
同じ着物を着ても身長や体型によって柄の出方が違います。体格によって着物の色や柄が与える印象が大きく変わってくるのが着物の特徴です。
そのため、身長や体型に合わせたデザインを選ぶ必要があります。
2.肌の色に合わせた振袖を選ぶ
同じ日本人でも肌の色は微妙に違います。
自分の肌に合う色の振袖を選ぶだけで、全体の雰囲気が一気によくなります。
成人式の振袖を選ぶ前に自分の肌の色に合うパーソナルカラーをチェックしてみましょう。
3.性格や雰囲気に合わせて振袖を選ぶ
振袖を着ていると多くの視線が集まります。
目立つことが苦手な人の場合、あまり目立たない定番の振袖を選ぶと周りに溶け込めます。
反対に、注目を浴びたい人は周りと被らないデザインを選ぶといいでしょう。
身長や体型に合った振袖の選び方
着物は身長や体型に合わせてデザインや色を選ぶことが大切です。具体的にみてみましょう。
身長が高い人におすすめの振袖
身長が高い人は、大きな柄や着物全体に柄が入っているデザインが似合います。
淡い色よりも濃い色の方がスラッとしたシルエットがいかせるでしょう。
身長が低い人におすすめの振袖
身長が低い人は、小さい柄や細かいデザインが似合います。
華やかさは柄よりも、淡い色や明るい色で演出するのがおすすめです。
細身の体型におすすめの振袖
細身の体型の人は、横に広がる柄やボリュームのあるデザインが似合います。
パステルカラーや暖色系を選ぶといいでしょう。
ぽっちゃり体型におすすめの振袖
ぽっちゃり体型の人は、斜めに流れる柄やスッキリとしたデザインが似合います。
濃い目の色を選ぶと全体がシャープな印象になるでしょう。
肌の色に合わせた振袖の選び方
肌本来の色味に合わせて似合う振袖を選びましょう。肌タイプを4つのタイプに分けるパーソナルカラーをベースに説明します。
スプリングタイプに似合う振袖の色
透明感のある色白の人が多いスプリングタイプは、春らしい明るい色が似合います。
明るく鮮やかな色と相性が良く、黄色味のある色がおすすめです。
寒色系やくすみカラーは肌になじみにくいでしょう。
サマータイプに似合う振袖の色
肌が薄くやや青白い人が多いサマータイプは、涼しげなやわらかい色が似合います。
寒色系のパステルカラーと相性が良く、明るいくすみカラーがおすすめです。
ハッキリとした鮮やかな色は肌になじみにくいでしょう。
オータムタイプに似合う振袖の色
やや黄身がかった少し暗めの肌色の人が多いオータムタイプは、深みのある色が似合います。
アースカラーや濃いブラウン系、オレンジやゴールドがおすすめです。
明るい寒色系やビビッドカラーは肌になじみにくいでしょう。
ウィンタータイプに似合う振袖の色
肌が透けるように白く、黒目が黒い人が多いウィンタータイプは、ハッキリとした色が似合います。
寒色系のビビッドカラーや青みがかった色がおすすめです。
くすみカラーやパステルカラーは肌になじみにくいでしょう。
性格や雰囲気に合った振袖の選び方
成人式の振袖は体格や肌の色だけでなく、性格や雰囲気に合わせて選ぶとしっくりと着こなすことができます。ここではタイプ別におすすめのデザインを紹介します。
定番が落ち着くタイプにおすすめの振袖デザイン
洋服ならば定番やシンプルなデザインを好むタイプにおすすめなのが古典柄です。
古典柄は古くから愛される柄で、松竹梅・鶴・亀などの吉祥模様が特徴です。
幅広い年代に好まれ、時代を選びません。
個性を大切にしたいタイプにおすすめの振袖デザイン
自分らしいデザインを好む個性派タイプにおすすめなのがレトロ柄です。
レトロ柄は着物のよさを残しつつ、現代風にアレンジした斬新な色やデザインが特徴です。
合わせる小物は和風でなくても似合うので自由に振袖をたのしむことができます。
トレンド重視タイプにおすすめの振袖デザイン
流行の先端を好む人におすすめなのは最新の振袖です。
成人式の振袖にも流行があり、年によって最新のデザインが発表されます。
成人の思い出と一緒に流行も残せる良さがあります。
まとめ
振袖の選び方のポイントをお伝えしました。
着物に慣れていない人でも、3つのポイントをおさえれば似合う振袖が選べます。
成人式は、お気に入りの振袖で最高の思い出を残しましょう。