成人式の振袖は「ママ振り」に注目!人気の理由と準備のコツを紹介

 

 

一生に一度の成人式。二十歳の思い出をステキに残したいですね。最近は、お母様の振袖をお嬢様が着るママ振りが注目されています。この記事の内容は、ママ振りが人気の理由と当日に向けた準備のコツについてです。成人式を控えて振袖えらびに迷っている方の参考になるでしょう。

 

ママ振りとは?

ママ振りとは、お母様が着ていた振袖のことです。

お嬢様が成人式にママ振りを着用することが多くなり注目を集めています。

お母様の思い出を受け継ぐよさがあるだけでなく、振袖をレンタルするよりもお得に用意できるメリットもあります。

 

ママ振りが人気の理由は?

成人式の振袖にママ振りを選ぶ人が増えている理由を3つ紹介しましょう。

 

成人式の費用を抑えることができる

成人式にかかる費用は最低30万円ともいわれています。思い出に残るお祝いをしてあげたい気持ちがあっても、簡単に出せる金額とはいえないこともあるでしょう。

その点、ママ振りは着物を用意する費用がかかりません。時間的な拘束もないので、前撮りや会食なども予算に応じて時期を選ぶことができます。

 

成人式で周りの人と着物が被る心配がない

成人式の振袖にも流行があります。そのため、成人式の会場で同じ着物を着ている人に遭遇してしまうことがないとはいえません。

成人式の会場では写真撮影もさかんにおこなわれるので、誰かと着物が被ってしまった気まずさも記憶に残ってしまう可能性があります。

SNSに写真を投稿することをたのしむ世代のお嬢様にとって、他の人と被らないということは大きな魅力になるでしょう。

 

成人式ならではの伝統を受け継ぐことができる

伝統を受け継ぐというと時代遅れな気がするかもしれませんね。でも、成人式そのものが昔から伝わる伝統行事です。

お母様世代が着用した振袖は上質なものが多く、柄も定番の古典柄がほとんどです。お嬢様世代には古臭いと感じられるかもしれませんが、着物は小物のアレンジで現代風のコーディネートに変化します。

伝統を受け継ぎながら、現代風に着飾ることができるのはママ振りならではの魅力といえるのではないでしょうか。

 

ママ振りを着るためのチェックリスト

成人式にママ振りを着ようと決めたら、いくつか確認しておいた方がいいことがあります。着用当日に慌てないために、今からできるチェックリストを紹介しますね。

 

ママ振りの状態を確認

まずは、お母様の振袖の状態を確認しましょう。

保管状態が良ければ、さほど傷んでいることはないはずです。しかし、年数が経過しているので場合によってはニオイやシミで汚れています。

着物の状態をチェックするのは素人にはむずかしいので、専門店に確認やクリーニングをお願いしましょう。

 

ママ振りに必要な小物をチェック

ママ振りに限らず、振袖を着るためには小物がいくつも必要です。大きく分けて「振袖の中に着る小物」と「振袖の外につける小物」があります。

特に、振袖の外につける小物類はママ振りのコーディネートを考える上で重要です。お母様の振袖の色や柄に合わせて選びましょう。

小物類を用意し忘れることがないように、最初にリストをつくるのもおすすめです。

 

ママ振りを着るための費用の確認

ママ振りを着るにあたって、かかる費用には個人差があります。予算を考える必要があるポイントは主に4つです。

 

ママ振りのメンテナンス費

ママ振りにシミや汚れがある場合を含めて専用のクリーニングに出す必要があります。

他にもサイズ直しやリメイクが必要になることもあるでしょう。

 

成人式当日のヘアメイク費

成人式当日のヘアメイクをプロにお願いする場合は事前に費用の確認をしましょう。

当日は、着付けもヘアメイクも混み合うので、早朝料金など特別料金が加算される場合もあります。

 

ママ振りのコーディネート費

ママ振りを着用するにあたって必要な小物類をリストアップし、大体の値段を計算しておきます。

和装の小物は成人式以外で使う機会が少ないので、レンタルもあわせて検討してみてはいかがでしょうか。

 

成人記念の写真撮影費

成人の記念に写真撮影をおこなう人も多いでしょう。スタジオによっては、前撮り、当日撮影、後撮りなど撮影時期に応じてプランを用意しています。

当日以外の撮影の場合は、ヘアメイク費用がかかるかもしれないので注意が必要です。

 

まとめ 

ママ振りが人気の理由はおわかりいただけましたか。お母様の振袖を受け継ぐことは感慨深いことです。昔の振袖も小物をアレンジすれば現代風のコーディネートになるので心配いりません。むしろ、振袖をレンタルするよりも費用を抑えることができます。一生の記念に残る成人のお祝いをママ振りで華やかに過ごすのはいかがでしょうか。