成人式の振袖にショールをする意味は?種類や色とあわせて解説

 

成人式の振袖といえばモフモフしたショールが思い浮かびませんか。必ず用意したほうがいい小物なのか迷っている人も少なくありません。

そこで、振袖にショールをする意味とショールの種類や色について紹介します。

成人式にショールをするかどうかのお悩み解消に役立ててください。

振袖にショールをする意味は?

成人式の振袖にショールをする意味について解説します。

防寒対策

振袖の防寒対策としてショールは意味があります。着物は首回りがあいているので、ショールがあるだけで寒さを防げるでしょう。

成人式は冬に行われることが多いので、防寒グッズとして便利です。

コーディネートを華やかに

ショールはモフモフしているものが人気です。振袖に負けないボリュームと存在感で、華やかさが増すからだと考えられます。

コーディネートに華やかさをプラスするアイテムとして意味があるでしょう。

写真映えと小顔効果

モフモフしたショールは顔を小さく見せてくれます。色によっては、顔色が明るく見えることもあるでしょう。

ショールがあると写りが良くなるので、写真映えに欠かせないアイテムといえます。

振袖用ショールには種類がある

ショールには、さまざまな種類があります。ここでは、成人式に多く見かけるファーショールについて紹介しましょう。

羽毛ショール

ファーショールの中で最も人気なのが羽毛ショールです。水鳥やダチョウの羽からつくられているため、軽くて暖かいという特徴があります。お値段もお手頃なので、手に取りやすい存在です。

フォックスショール

フォックスショールはキツネの毛皮です。毛足が長く、ボリュームがあり、華やかさを演出してくれるでしょう。肌触りもよく、軽さと暖かさも備えているので防寒に向いています。

ラビットショール

ラビットショールはウサギの毛皮です。毛足が短く、エレガントな印象を与えます。染色が手軽にしやすいこともあり、カラーバリエーションが豊富です。

フェイクファーショール

アクリルなど化学繊維でつくられたフェイクファーのショールです。毛皮や羽毛を身に着けることに抵抗がある人に人気があります。天然素材に比べて、お手頃価格で購入できるでしょう。

振袖用ショールの色

振袖のショールには色があります。成人式によく選ばれる色について解説しましょう。

白は成人式の王道

成人式で人気があるのは、白いショールです。顔周りが明るく華やかになり、振袖のコーディネートには欠かせません。白は人気なので、素材や種類、毛足の長さも自由に選べます。

黒はシックで大人な雰囲気に

黒いショールは振袖を落ち着いた雰囲気に仕上げます。高級感やクールな印象を好む人におススメです。どちらかというと背が高い人に似合う色といえるでしょう。

グレーはやわらかく万能カラー

グレーは白や黒よりも主張が少なく、やわらかい印象になります。振袖のアクセントに使うことも、統一感を持たせるために使うこともできるでしょう。万能カラーで多くの人に似合います。

ピンクは洋装にも合う

かわいらしい雰囲気のピンクも人気があります。ピンクのショールは着物だけでなく、洋装にもなじむので使い勝手がいいです。色味の違いで、やわらかい雰囲気からポップな雰囲気まで演出できるでしょう。

振袖でショールをするときのマナー

ショールは室内では外すのがマナーです。コーディネートの一部として選んだとしても、コートと同じように室内ではとりましょう。

親戚の家にあいさつに行くときも、玄関先でショールを外すと成人らしい立ち振る舞いに見えます。

成人式の会場も室内なので、式典の間はショールを外し、たたんで膝の上に置いておきましょう。

成人式の振袖はファーも用意しておくのがオススメ

成人式の振袖にファーをするという決まりはありません。

しかし、当日の天気によっては、防寒対策としてショールが必要になることもあるでしょう。ファーは振り袖姿を華やかにし、顔色をよく見せてくれる効果もあります。

振袖と一緒にショールを用意しておけば、成人式に便利です。振袖と一緒にファーを用意しておきませんか。